
自費診療
自費診療
シミは肌の内部で過剰に生成されたメラニン色素の沈着によって起こります。紫外線が主な原因で老化現象として現れる「老人性色素斑」、小さな斑点が鼻を中心に分布し、遺伝性と考えられている「そばかす(雀卵斑)」、頬や鼻の下、額に左右対称にでき、ホルモンバランスの崩れと関係する「肝斑(かんぱん)」、にきびや化粧かぶれ、やけどなどの傷が跡になった「炎症後色素沈着」など、原因や種類は様々です。シミは、その方の肌質や生活スタイルを踏まえて治療する必要があります。当院では、内服、点滴をああはじめとした体の内側からの治療に加え、Qスイッチルビーレーザー、CO2レーザーといったレーザー治療、さらには美容成分・薬剤を確実に皮膚の内側に浸透させるCLEAN&BLOOM PLAEPO(プラエポ)を用いた薬剤導入法を用いた治療を行います。治療前後に皮膚の状態を肌診断器によって診断、記録することでより効果的な治療の選択や、治療効果の確認を行います。皮膚の専門知識を有する美容皮膚科医が症状を見極め、幅広い治療メニューから一人ひとりにあった治療法を提案しています。まずはお気軽にご相談ください。
肌のくすみは肌の「くすみ」は、顔全体が暗く見えたり、透明感が失われたように感じられる状態を指します。医学的な定義は曖昧ですが、以下のような複数の要因が複合的に関与していると考えられています。
肌の代謝が遅れると古い角質が皮膚の表面に残り、肌が厚くくすんで見えてしまいます。
冷え、疲れ、ストレスなどで皮膚の血流が悪くなると、顔色が青白くくすんで見えます。
紫外線、摩擦、炎症などによりメラニンが増加し、肌が茶色っぽくくすんで見えます。
肌が乾燥すると表面が乱反射し、肌にツヤや透明感がなくなりくすんで見える。
老化や食生活の乱れで肌のタンパク質が糖と結びつき「AGEs(終末糖化産物)」がたまると、肌が黄ばんで見えるようになります。
洗顔やメイク落としでの摩擦、マスクによる刺激などで、慢性的な炎症が起こるとくすみの原因に。
活性酸素の増加やホルモンバランスの乱れにより、肌の代謝や血流が低下し、くすみやすくなる。
これらの原因で生じたくすみを改善させる方法として、CLEAN&BLOOM PLAEPO(プラエポ)、レーザーシャワー、CO2フラクショナルなどが適応となります。
シワやほうれい線は皮膚表面だけではなく、皮下組織(皮下脂肪)、筋肉、骨などの皮膚内部の構造が、立体的に変化することで生じます。治療は、これらの皮膚内部の構造や機能を理解したうえで、原因を見極めて症状に適した治療を施します。
シワの3大要因として知られているのが「紫外線」「加齢」「乾燥」です。紫外線や加齢は、皮内のコラーゲンやエラスチンを変性(減少)させます。これにより皮膚にハリと弾力がなくなります。また乾燥した肌は、うるおいや弾力が低下しているだけでなく、ターンオーバー(表皮で起こる細胞の生まれ変わり)のサイクルも乱れ、小じわの発生を促進します。ストレスや喫煙も活性酸素によりコラーゲンやエラスチンの破壊につながり、シワの原因となります。
対応策としては紫外線防御、保湿ケアが基本となり、毎日の習慣を見直すことがシワ予防の第一歩となります。目立つようになってしまったシワに関する治療方法として、エレクトロポレーションを用いた薬剤導入法によって、皮内のコラーゲン補充を行うのも効果的な治療になります。または筋肉の動きによってより深く目立つものとなるため、ボトックス注射によってシワそのものを目立たなくさせることも可能です。よりシワを根本的になくす方法として、CO2フラクショナルがあります。皮膚の表面に細かい点状のレーザーを高密度で照射する治療法です。このレーザーは肌の奥(真皮層)にまで熱エネルギーを届けることで、コラーゲンの生成を促し、肌のハリや弾力を高める効果があります。また医療用の糸を使用して皮膚の引き上げを行う糸リフト、たるんでしまった皮膚を取り除き、引き上げる手術(余剰皮膚切除・フェイスリフト)などの治療を行うことも可能です。それぞれ効果やダウンタイムなど違いがあるため、一度ご相談ください。
頬や目尻のたるみは、線維成分であるコラーゲンの断裂や、エラスチン、ヒアルロン酸の欠乏により肌の弾力が失われて起こります。治療としては、手術によってたるみを物理的に引き上げる方法やコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など成分をエCLEAN&BLOOM PLAEPO(プラエポ)を用いて皮膚の内側に補充する方法があります。CO2フラクショナルを用いれば皮膚を切らずに引き締めることも可能です。お一人お一人の肌やお悩みに合ったメニューをご提案いたします。
ほくろは良性腫瘍の一種で、表皮にメラニン色素を生成するメラノサイトが集まり、黒色斑になります。隆起したもの、平らなもの、毛が生えているものなど様々です。また一般的なイボは足の裏に多く、免疫力低下により粘膜がウイルスに感染して生じるといわれています。顔や首などに出現する老人性のイボ(老人性ゆうぜい)から足の裏にできるイボ(尋常性ゆうぜい)まで、種類も様々です。
一般的には液体窒素を用いた治療がありますが、回数がかかったり、きれいに取れなかったりすることがあります。ほくろやイボの状態により、手術で除去したり、CO2レーザーを用いて治療することで、早くきれいに取り除くことができます。イボ・ほくろによって最も適した治療法がことなりますので一度ご相談ください。
額や鼻・頬はもともと皮脂腺が発達しているため毛穴が目立ちやすい部位です。さらに皮脂のつまりや乾燥、加齢など様々な要因によってより毛穴は目立ちやすくなります。
一言で毛穴のトラブルと言っても、症状や種類はさまざまです。
CO2フラクショナルを用いて毛穴自体を目立たなくさせたり、皮脂や毛穴の汚れを取り除きつつ、美容成分を皮膚の内側まで浸透させるエレクトロポレーションによる治療がお勧めです。
当院のQスイッチルビーレーザーではメラニン吸収率の高いルビーレーザーを低出力で照射することができるため、皮膚全体のトーンアップ効果に加え毛穴の改善も見込まれます。
赤ら顔の原因は数多くあります。ニキビ痕などの炎症や炎症後色素沈着、乾燥などの外的要因への反応、脂漏性皮膚炎による炎症、アトピーなど様々ですが、赤ら顔に見えるのは皮膚の下で毛細血管が拡張し、透けて見えている状態です。
肌について悩んでいるけど、ご自分の肌の状態を正確に評価するのはとても難しいことです。自分の肌について正確に把握することが悩みを解決する一番の近道と考えます。当院ではSUL社のskin pot 3Dを導入しています。顔面の皮膚の状態を3Dで撮影することができ、現在の皮膚の状態を評価することができます。データも保存することができるため、治療前後の変化についてもわかりやすく比較することができます。
またデータはスマホで見ることができるため、家に帰ってからもどのようなお手入れが効果的か確認することができます。
日々の疲れや二日酔い、老化の予防に点滴治療を行っています。
ニンニク注射の主成分はビタミンB1(チアミン)でニンニクによく似た匂いがすることよりこの名で呼ばれています。ビタミンB1の機能として、糖代謝を助け、筋肉や神経のエネルギー供給に関与します。ビタミンB群はエネルギー産生と神経伝達に関与し、ビタミンB1不足が慢性疲労に関与する可能性があるという報告(Watanabe F, 2007 ;Clin Exp Pharmacol Physiol)や高用量チアミンの補充が運動誘発性疲労の発症を抑え、主観的疲労感が軽減されたというランダム化試験の結果(Suzuki et al., 1996;Metab Brain Dis)が報告されています。チアミンを補充することで疲労回復に役立つと考えられます。
美白効果のある点滴として白玉点滴という名称がついています。主成分はグルタチオンで体内の主要な抗酸化物質として知られています。肝機能保護、解毒作用、抗酸化作用があり、老化予防・疲労回復・ストレス軽減などの効果が期待できます。グルタチオンが酸化ストレス軽減、細胞保護に寄与するという報告(Allen J et al., 2011 ;Integr Cancer Ther)やグルタチオン点滴により酸化ストレス指標(MDA)が改善されるという報告もあります。日々の疲れや日焼けなどによる肌の疲れなどが気になる方はぜひお試しください。
目元はヒトの印象の7~8割を決めるといわれています。代表的な研究として、顔写真を見たときに、90%以上の確率で最初に「目」に注目し、視線滞在時間ももっとも長かったというものがあります(Blais et al.2008; PNAS)。また顔を認知する際は目の周囲の認知処理は0.2秒以内に開始されるという報告(Itier & Batty, 2009;Neuroscience & Biobehavioral Reviews)もあり、人の印象を決定づける上で目元の重要性は周知のとおりとなります。また目元は加齢の影響が出やすいといわれており、異なる人種において目元のシワやクマが「年齢・健康・魅力」の印象に最も影響するという研究結果(Maddi H et al.2025; Dermatology Times)や顔の老化現象は30代前半から目元に現れるという研究結果もあります(Ma H et al.2019;JPRAS)。
当院においては眼瞼下垂をはじめとする加齢現象からしわ、たるみ、クマにわたる目元のお悩みに対して改善をお手伝いします。また目元の印象を変えたい、目元の悩みを解決したいといった患者さんにも適切な解決方法を提案させていただきます。ぜひ一度ご相談ください。
当院では刺青の除去を行うことができます。
大きく分けるとレーザー治療と、手術の二つの種類があります。
CO2レーザーとQスイッチルビーレーザーを組み合わせた治療を行います。CO2レーザーで表面の皮膚を削り、Qスイッチルビーレーザーでその深部にある黒い色素にアプローチします。黒以外の色素が消えにくかったり、やけどあとのような傷あとが残る可能性があります。詳しくはご相談ください。
最も確実に刺青を除去する方法は手術で切除する方法です。刺青の大きさによっては手術を何回かに分ける方法(分割切除術)や体の違う場所から皮膚を移植する方法(植皮術)が適応になります。大きさや場所によって最適な方法を提案します。
TOP