クリニック情報
- 医院名
- 医療法人社団如月会
かとう皮フ科形成外科
- 理事長
- 加藤 達也
- 診療科目
- 皮膚科・形成外科
- 住所
- 〒166-0003
東京都杉並区高円寺南
1丁目7-4-302 - 電話番号
- 03-3313-4112
形成外科とは
形成外科は主に体の表面に見える疾患について取り扱います。機能や見た目の異常を治療して、社会復帰するのを助けたり、生活の質を向上させたりするのが役割です。
当院では理事長が主に担当します。大学病院と同水準の治療を行います。入院加療が必要な疾患については大学病院と連携して治療を行いますので安心してご相談ください。
主な疾患
体表の先天異常
先天的なものとしてよく見られるものとして以下のものがあります。
- 耳の形 生まれつき耳の形に異常がみられる疾患です。具体的には小耳症、埋没耳、立ち耳、耳垂裂、耳瘻孔など。手術治療が必要な疾患もありますが、生後すぐに治療を開始すれば手術をせずに治せるものもありますので気になる場合にはお気軽のご相談ください。
- 顔 顔の先天性疾患として、口唇裂、眼瞼下垂、脱毛などがあります。他院で治療した後のご相談も承っております。
- からだ 体の先天性疾患として母斑症(くろあざやあかあざ、茶あざなど)漏斗胸、でべそ(臍ヘルニア)、多指症(指が多い)、合指症(指がくっついている)などがあります。あざに関してはレーザー治療が保険適応になる場合があります。
皮膚のできもの(腫瘍)
良性の例として、ほくろ、粉瘤、脂漏性角化症、黄色腫、脂肪腫、石灰化上皮腫などがあります。良性の腫瘍でも見た目に目立ったり、悪性の可能性を考えると切除を考慮してもよい場合があります。
外傷(擦り傷、切り傷、打撲、やけど、顔のけがなど)
日常生活で受けた傷も適切に治療できるかどうかで、早く、きれいに治るかどうかが決まってきます。早く簡単に奇麗に治すお手伝いができます。
眼瞼下垂症
まぶたが上がりにくい状態を眼瞼下垂といいます。生まれつきの場合と、加齢や刺激(コンタクトレンズやアトピーによるこすり目など)によって後から生じるのもがあります。症状がひどくなると見えづらさに加え肩こりや頭痛が生じることもあります。手術によって改善することができます。
睫毛内反(逆さまつげ)
生まれつき、または加齢によりまつ毛が内側を向いてしまい瞳の表面を気づ付けてしまう疾患です。手術によってまつ毛を外向きにすることで症状を改善することができます。
陥入爪
主に足の爪に起こります。足の爪が皮膚に食い込んで痛みや炎症を引き起こす疾患です。巻き爪が原因で起こることが多いですが、巻き爪がなくても起こることがあります。矯正器具による爪の矯正での治療や爪の切り方などで改善させることができます。それでも改善得られない場合は手術で改善をめざします。
傷あと
けがや手術のあとが目立つ状態です。炎症が強く、盛り上がったりかゆみや痛みを生じる疾患を肥厚性瘢痕・ケロイドといいます。手術により傷あとを可能な限り目立たなくさせることができます。かゆみや痛みに対してはテープやステロイド注射などで改善させることができます。
それでも気になる場合にはフラクショナルレーザー(保険適応外)を使用してさらに目立たなくさせることができます。
腋臭症(わきが)・多汗症
腋臭症と多汗症はそれぞれ原因となる汗腺が異なります。(腋臭症はアポクリン線、多汗症はエクリン線)それぞれ治療のアプローチは異なります。多汗症にはボトックスを用いた治療、その他薬剤を用いた治療を行います。腋臭症には多汗症と同様な治療のほかに手術による治療でも改善が見込めます。